マネー革命2読み途中

読み途中ですが、
中にこんな内容があり。
どこのドブに捨てたんだろうと思った。
ドブからひろってくりゃいいのかなとか思ったり。

大野:最後にぜひ言わせてもらいたい事 があります。
あなた方、NHKの皆さんも、われわれ金融マンもある意味ではきせいちゅうかもしれない。
−−:えっ、寄生虫ですか?
大野:そうです。バブルのなかで偉そうなこといっていた金融マンなんて寄生虫以外の何ものでもない。生産現場のエンジニアの方とか、工員さんたちが流した汗の上に乗ってる寄生虫です。そうした連中が大きな顔をして何をしたか。
それを考えると実に情けない思い出いっぱいです。
−−:寄生虫がですか。
大野:あのバブルのときに、われわれ金融とか証券の連中はたまった金をいかにハンドリングするべきか、その方法を知らなかった。その結果生産現場が汗水たらして作り上げてくれた資産をどぶに捨てちゃった。そのために来世紀はひょっとすると年金問題でものすごく嫌な世の中になる可能性があるわけですね。若い連中対高齢者という対立に変わっていくわけです。
−−:はい。
大野:あのバブルのときに、きっちっとわれわれが先読みできてハンドルしていれば、もう少し二一世紀に希望がもてたような気がするんです。私はそうした意味で金融マンとしては苦々しい思いでいっぱいなんです。
−−:はい。
大野:だからこそ、皆さんが『マネー革命』に取り組み、「金融工学」の真髄を伝えるということは大切なことだと思い、NHKスペシャルに対して僕は大変期待するのです。皆さんはプロパガンダに目を奪われず、冷静な目でこの世界を描いてほしいと願っています。

何年も前から今みたいになることがわかっていたような感じに見えます。